ファイナルファンタジーには多くのモンスターが登場する。
まったく架空の存在かと言われると───
0からというモンスターは少なく、モデルのあるものが多い。
元のあるモンスターなどに色付けをして説得力を出している。そんなモンスターたちの記事でもあれば、軽い読み物として良いのではないかと思ったので書いてみる~ん。
第一回は
ギルガメッシュ
ギルガメッシュというのは古代メソポタミアの王で

めっちゃザックリ古代メソポタミアの範囲
ティグリス川とユーフラテス川に挟まれた範囲で、文明の栄える条件がバッチリ揃ってるのがメソポタミア。
この辺の王様で、まー…傍若無人で無茶苦茶してたから、神様がギルガメッシュと同じくらい強い者作り、彼に仕向ける。
エンキドゥと言い、泥から作られたゴーレムであるのだが、これまた…ギルガメッシュと同等のモノとして作られたからか、
このエンキドゥはギルガメッシュと意気投合。

可愛いエンキドゥちゃん
この二人が出会い、人間として成長し暴君から賢王として人々に親しまれるまでを描いたのが、
彼の名を冠した世界最古の書物『ギルガメッシュ叙事詩』である。
さて、ファイナルファンタジーの彼はというと、様々な武器を扱う。ギルガメッシュ王は300kgを超える装備を着ながら
60kgの斧、30kgの短剣をもちつつ、大弓を番える……というお前マジかというくらい武器に長けてる(ゴリラなだけかも)
ファイナルファンタジーのギルガメッシュは
性格自体は元の王様とほぼ同じで───、マジで!?と思われるかもしれないが
身分の高い王様の小説である割に失敗談の多くを描かれているギルガメッシュ叙事詩。普通なら考えられない、貴人の失敗を描いてる。
そのせいなのか王様という無機質なものではなく、少年漫画の主人公のような元気さ、自由奔放さがフィーチャーされている。
楽しければ笑い、悲しければ泣くという普通さ。
想像するにこれは古代の教科書だったのではないかと思う。
まだ小さい子に、立派な魅力のある大人になるためにはどうすればいいかというような感じの
元ネタの王様も様々な世界を冒険をする(冥界にまで行ってる)
FFのギルガメッシュ自体も様々なFFシリーズに顔を出し、我々を楽しまさせてくれ………
早くバッツ出してくんないですかねぇ。
FF3ヶ月目のヌルゲーマー
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